今日の福祉的ニュース 2017/1/17(火)

身内に不幸が生じたため、2日お休みさせていただきました。釧路は寒かったです。 

 

1.生活保護は恥?頼らない高齢者

news.yahoo.co.jp

 

 

生活保護を受けてまで生きたくない」と死を選ぶ人も少なくない。不正受給は確かに許せないし、是正対象だとは思うけど、生活保護憲法第25条に保障された立派な権利。権利というなら義務を果たせ、とかいう輩は右端の方において置くとして「健康的な最低限度の生活」って何なのか、どういうものを指すのかはやっぱり考えておきたいものです。生活保護法自体もかなり昔の法律ですので、時代にあった生活保護法も必要なのかもしれませんね。

 

 2.ジャンパーに生活保護「なめんな」小田原市ケースワーカーの半数以上が所有。

www.yomiuri.co.jp

 

 アホか、ケースワーカーがそれしてどうする。それ見て受給者はどう思ったろうね。肩身狭い思い、偏見(奇しくも上記の文とリンク)を助長する行為。市は担当者、関係者を厳正に処罰すべき。

 

3.介護・障害一括サービス創設

news.yahoo.co.jp

 

>同省は、高齢者や障害者、児童といった福祉分野に関し、地域住民とも協力して包括的にサービスを展開する「地域共生社会」を目指している。高齢化がさらに進む中、地域内の限られた施設や人材の有効活用を促す。

 実施には介護保険法や障害者総合支援法などの改正が必要で、関連法案を一括し、「地域包括ケアシステム構築推進法案」として提出する方針だ。

 

要は地域に丸投げ。でも、「共生」社会が崩壊している現状を踏まえ、厚労省はこの案をどこまで本気でやろうとしているのか。そのうちに「近隣の要介護者・障害者の介護を義務付ける、資格は不問、それが共生」とか言い出すんじゃないの。江戸時代みたいになってきた(5人組制度)。でも、そうでもしなくきゃもう太刀打ちできない(高齢者多すぎ)現状もある。核家族化が進んで、「家族」が希薄化したから「他人」を頼るしかない。「他人」=「共生」なのかもね。

 

以上、3点です。例によってリンクが切れている恐れがあります。お読みいただけるならお早めに。